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うんちが漏れそう!!

戯言だぽ☆

恋する女

昔、合コンで知り合った女だ。

年齢は23歳くらいで、仕事は歯科助手だったような気がする。

身長160センチくらい。可愛いきれいな感じ。

世間評価なら、10点満点中9点くらいの評価なのかもしれない。

 

合コンでは、二言三言しか喋ってないと思う。

はじめの印象は、気取った高飛車女だった。

終わりかけ、俺を上目遣いで恥ずかしそうに見てるのには、なんか気づいた。

 

数日後。後輩から電話がかかってきた。

内容は、その子が俺と喋りたがってるから、俺が電話をかけてくれ』、とのこと。

俺は『かけるかける』と言って、それを無視した。

 

そしたら1週間後に、再び後輩から電話がかかってきた。

内容は、『先週、電話をかけてくれって言ったのに、電話かけてなかったでしょ、というお怒りだった。

今すぐこれを切ってその子にかけてくれ、とのこと。

これは逃げれん、と思って、俺は電話した。

 

話す内容はあらかじめ決めてた。

『仕事が忙しくて、祖母か入院してて、付き合うとかの余裕はない』、といったもの。

 

俺は電話で、決めてたとおりのことを言った。

 

彼女はそれを察知していた、ようだった。

 

そして、あらかじめ用意してたような、


『じゃあ、私、余裕ができるまで待ってますから』、と言う返答をした。

 

ちょっと想定外だった。

 

俺は『いやいや、余裕できるっていうの、1年くらいかかるから』、って返した。

 

そしたら彼女は、それを見切ってたように、

 

『1年くらい待つつもりでしたので』、と返してきた。

 

オタ風牌でロンされた感じだった。

 

俺は思った。

 

これは、俺をマンガの主人公のように理想化してる、と。

 

現実の俺を見れば諦めるだろう、と。

 

『よく分かった、じゃあ今週末に飯でも食いに行こう』、と言い、俺は電話を切った。

 

 

それで週末。

 

待ち合わせ場所に彼女は来た。

 

彼女の足取りは、なぜかフラフラしてた。

 

 

行きつけの焼肉屋に行った。

 

俺がバクバク食べるのに対し、彼女は一口も食べなかった。

 

俺は気になって、『どしたー?』肉嫌いか?こういう店きらいか?体調悪いか?帰るか?、と、いろいろ尋ねた。

 

彼女は、誤魔化すことができないと感じたらしく、本当のことを言い始めた。

 

『わたし、この前電話した後。この4日間。何も食べてないんです。』、と。

 

俺は、『え?胃腸系の病気??胃腸系の健診??』って、肉をほおばりながら尋ねた。

 

俺の尋ねに対し、彼女はずれた返答をした。

 

『2キロしか痩せれなかったんです、41キロから減らなかったんです』、と。

 

俺は、はじめ、何を意味して言っているか、分からなかった。

 

『え、なんで、痩せようと思ったの????胃腸系の健診????』

 

俺は気付くのに、ぶっちゃけ、5分くらいかかった。

 

彼女は繰り返し言ってた。

 

『自分がこんな気持ちになるなんて。。。』

 

『まさか、まさか、自分が。。。』、と。

 

俺は、ようやく気付いた。

 

そして彼女は目を輝かせながら、

 

『こんな気持ちになって、ここまでする自分に感動してるんです!!』、と言った。

 

俺は、口ぽかん状態。

 

俺は、きっと絵に描いたような、唖然の表情をしてたと思う。

 

焦げてる肉にも気付かなかった。

 

俺は、ぽつり。

 

『ああなんか、恋してる、っていう感じだね』、と。

 

そしたら、 彼女は満面の笑みで、

 

『うん!!!!』、と、うなづいた。

 

俺は、この返答で、一瞬にして、一切の食欲が無くなった。

 

はじめに注文したカルビとホルモンは取り消しと、俺は店員にお願いした。

 

この後、この彼女と付き合うことになった。

 

1か月くらい、付き合った。

 

それで別れた。

 

この別れるとき、彼女は非常にショックを受けてたが、

 

出会ったはじめと違って、すんなりと別れてくれた。

 

この経験が、俺が前に言ってた

『遊びでも手を出しておくと、お互い前に進めていいのではないか?』という仮説に、

たどり着く要素となっている。

 

以上